小川亭流の展覧会の方法は、今後もありうるスタイルだと思います。
オフ会あるいは展覧会と聞いたとき、多くの方の頭にビジネスホテルに泊り、ギャラリーで展示を行う図が頭に浮ぶことでしょう。それを、自宅で行うスタイル。

近代化の中で、外部化してきた機能を私たちが家庭に取り戻そうとする時、今回のスタイルはそのたたき台となるのかもしれません。
このページは、そんな人生を楽しもうとする方々のために、私たちが行ったオフ会と展覧会の裏方話を掲載するものです。

■酒

田舎の流儀「一本持って飲みに行こか」というところ。まあ、お樽が集まる集まる。皆様に合掌。これを夜飲んで、朝飲んで、昼飲んで、自分たちで飲んで、客人と飲んでました。

■搬入

搬入は土曜午後3時から日が暮れるまで。皆さん大人ですから、幹事もゆったりと一貫して縛りのないスケジュールで。お出でになれない方は、出展品を郵送いただきました。

■音

レコードプレイヤーもありまして、永く眠っていたレコードも聞く事が出来ました。音はグレゴリアン聖歌、ジャズ、イーノなどなど。中学時代エアチェックの音出品もありました。

■夕食

食事は、なるべく手が入らないものを。夕食はお酒と味噌煮こみおでん。

小川亭についてすぐに炭をおこし、昨夜から煮こみ始めていた八丁味噌の味噌煮こみおでんをぐつぐつぐつぐつ。炭が料理してくれます。それは放ったまま。展示品の飾り付けをしながら、ビールをぼちぼちと飲み始めてました。大体のセッティングができたら、そのまま流れこむように宴会へ。牛スジはとろけるようで上出来でありました。

■寝具

寝袋持参で行いました。アウトドア好きが集まっています。この方がお互い気を使いません。

眠りにつくのも三々五々。遅い方は1時半まで談笑されたとか。10時から寝ていた私は、4時半から薄闇の中、出展品を拝見し、ビールをいただきました。

■朝食

次の日の朝食はコーヒーとサンドイッチ。これも食べる人が素材を挟んで食べるスタイルですので、気を使わなくていいスタイルです。

■茶

展覧会に行ったら、卓に茶と酒が用意してあって、という遠来の客のもてなし。お茶も無農薬茶の差し入れ。

■茶うけ

卓上にはもう一つキュウリの浅漬けが、山盛りにもられていました。お茶うけであり、酒のつまみです。客人は飲み食いくつろがれます。

■昼寝

私が朝早くからごそごそしたせいもあって、皆さんお早いお目覚めでした。そこで朝寝。続いて昼寝。客人のエリアから離れたところで、気が向いたらゆっくりします。

■昼食

こちらは今回の真打、じだらく氏の手打ち蕎麦をいただくの図。ごっつぁんでした。家人は今回の展覧会をみて、「お蕎麦屋さんの横にギャラリーがあって楽しんだような感じ」と表現しました。結果的にそんな重要な位置を占めることになりました。

こちらが小川亭のオーナーさん。今回このような企画を試みれましたのもこの方のご理解があったからです。

というわけで食費代・展示材料代は、一人あたり割り勘1~2,000円ぐらいでしょうか。来観者に新しい友との出会いを期待するものであれば、今回のスタイルは、理想的なスタイルの一つでしょう。そしてこれでいけば多少広いスペースがある自宅や公民館で、展覧会を開く事ができると思います。

 

 

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