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S i t e ま つ を


2014年5月



2014_05_30

オレンジランプの作り方

用意するもの: オレンジ、オリーブオイル(なければ植物油で代用)。
6~8時間、炎が持続し、オレンジの香りもする。屋内でやるには危険かな。受け皿に乗せよう。

 

2014_05_27

島原の居酒屋『一休』 開店から2か月


「一休」が開店して約2か月。好調と聞いてうれしい。

私が店舗デザインと基本的コンセプト固めに関ったお店だ。


製作した一休のブランドロゴ。一休宗純の有名な絵である「紙本淡彩一休和尚像」から作成。


セレクトした地元の焼酎。範囲は島原から九州一円。


最大のウリは有明海の新鮮な地魚が安価で楽しめること。他所では耳にしない魚種も味わえる。


グループ用に半個室「庵」。店内には龍一郎さんの書を点々と掛けた。


カウンターは低く抑え、屋台を思わせる暖かい照明を下げる。実はわが家にも付けている照明。

椅子はウイスキー樽から作られたものを採用。

基本どおり、立った店員と座った客の目線の高さも合わせた。

けれど店内は気取り過ぎないように。客に疎外感を与えるスタイリッシュさは慎重に排した。たとえばキッコーマンの既成醤油差しを採用するような、ザックリとした気さくさを取り入れ、気が許せる空間を意識。居酒屋はくつろげてナンボ。地域になじむ心地よい洒落っ気ラインのバランス感覚を大切に。

その上で、地方の持つ豊かさを満載にする。安いこと、新鮮なこと。それをおいしい空気とおいしい水が溢れる環境で味わえること。

店主の気風の良さも相まって、地方が中央に向かって胸張れる店だと思う。
当面の間は定休日なく毎日開いている。

 


2014_05_26

里山 雨水システムと露天風呂5

組み上げ完了


里山雨水システムが組みあがった。
手前の黒いパイプが初期雨水カット槽。濃い緑が沈殿槽。一番奥の緑が雨水タンク。 ご参加いただきました皆様方、誠にありがとうございました。


土台作業が安藤さんと私。さすが造形作家、抜群のセンスと機動力。チェンソーも似合う。


樋に使用されたメッシュは代治朗さんからの寄進。その目の細かさに驚く。

そりゃっ、宴会だっ!


今回の「大」監督、機械屋さん。周到なる事前作業も含め、誠にお世話になりました。


野点を振る舞われる粋人。素晴らしい。


ヘビー工作デイの夕げに、散人さんにお持ちいただいた高級牛肉が広がる。

世界は素晴らしい

皆して、世界の素晴らしさを味わった一日。そう、世界は素晴らしい。
室内でうだうだしている皆さん、世界は広い。
世界は広く、素晴らしい。
狭い屋内から飛び出そう。そしてスケールの違う世界を体感しよう。
世界を楽しもう。
「部屋にこもり もの思うことの 愚かさよ 山にきたれば 道自ずと開く」

さあ、次は第二次雨水システムの稼働実験だ。


これが露天風呂となる。

 

2014_05_24

東京

前田國男の自宅


建築家  前田國男の自宅。把握できる程度の広さと、豊かな空間。建物内部に入ることができると、そこで活動した人物の動線と視界の展開を追体験することができ、思考の形成過程さえ理解しやすくなるように思う。

鍵屋


老舗居酒屋 鍵屋(復元版)。美しい。設計家が引いた線からできたのではなく、動線に基づいて徐々に形成されていって出来上がった複雑な空間の切り方。机上ではとてもあのような細かい思考はできまい。こちらはかつての姿を復元したもので、現物は今も鴬谷で営業中。

 

2014_05_23

東京


アンドレアス・グルスキー風TOKYOショット。

東京スカイツリー


東京スカイツリー。隣接して建つソラマチ30階からビールをあおりながら。やたら高いことに価値を見出す風潮はどうにかならぬものか。

東京証券取引所内部のシリンダー


東京証券取引所内部のシリンダー。マネー経済と実体経済が9:1に成り果てた現在。こうした現状は決して健全なものとは言えないが、それを止める法規範をつくれるものは誰もいない。民主国家をしてもである。世界は不思議だ。

汐留の空中回廊


汐留の空中回廊。法がつくりだした緑の美しさ。巨大資本が緑を飼うとやおらエクステリア化する。けれど行き交う人は空中回廊を渡る際は炎天下に投げ出される設計。都市計画思想にほころびが見える。

ヒルサイドテラス


我が国のモダニズムの雄 槇文彦によるヒルサイドテラス。日本建築はその源流に数寄屋造りを希求していることが分かる繊細な線だ。

ぞうさんに今回もヒルサイドテラス・塔の家・T-siteをご案内いただいた。

塔の家


塔の家。建築家 東孝光の名を世に知らしめた極小住宅。一般的ライフスタイルからなにかを割愛しないと生活できない。たとえば老後の生活とか。

T-site


T-site。代官山にあるツタヤの胴元のような書店。写真はカフェ。注目すべきはこの施設のライティング。ヨーロッパのような暗さまで落とされている。

国立西洋美術館


国立西洋美術館。本館は元祖モダニズム ル・コルビュジエによる。内部は作品であろうと、商用でなければ写真が撮れる。国民の財産なのだから当然だと思うのだが、これを許さぬ公立美術館の多いこと。

 

2014_05_21

東京 日本橋の麒麟


明治44年完成。原型は彫刻家の渡辺長男(わたなべ おさお)、鋳造は義父の岡崎雪聲。
リアリズムは文化勃興期に起こりやすい。
古代ギリシア・ローマ、鎌倉時代の運慶、ルネサンス、クールベの写実主義、そして明治のこの作品。圧倒的突破力。ぐっときますよね。

 

2014_05_17

里山 雨水システムと露天風呂4

これまでのまとめと問題点。

九州では、雨水は風呂利用に十分可能

その論拠は福岡大学工学部 渡辺亮一准教授のサイト参照

課題

1 落ち葉の除去
    対策
(1)雨樋にネットを張る。
(2)沈殿槽を設ける。以下引用。
初期雨水カットをしても、雨水タンクにはゴミや泥が溜まりますし、水面にも小さなゴミが浮いている場合があります。雨水と共に雨水タンクに流入した土埃等は時間と共に沈殿するため、水面近くの雨水がタンク内で一番清浄となります。 このような理由から、送水ポンプの吸水口を水面から常に10cm程下にくるようにすることで水質の良い雨水を得ることができます(=フローティングサクションフィルター)。 一方で、新たに雨水がタンクに流入したときに底の泥をかきまぜないように流入した雨水が上向きに流れるようにします(=雨水流入緩衝装置)。オーバーフローについては、雨水タンク底の雨水から優先的に排水されるようにすれば、沈殿した底質泥を積極的に排除できますし、豪雨時には表面の浮いているゴミを流し出す工夫もあります(=底面、水面排水装置)。 これらの装置はどれも、一般的な工作レベルで簡単にできるものです。

2 初期雨水の除去 ……降り始めの雨は汚れている。

対策
初期雨水タンクを付ける。除去する初期雨水の量は24L。
降り始めの雨1~2mm程度をカットする必要あり。カバノン屋根は、3.5m×3.5mなので集水面積は約12㎡。 カットする雨水の量は、降り始めからの2mm分として12×2=24L。

3 細菌の除去
   対策:ふろ水クリーンを利用する?

 

2014_05_13

里山 雨水システムと露天風呂3

昨日、車を清掃。たちまち本日雨。よろしい。雨乞いには洗車が一番。

大規模なエルニーニョ現象が、6月に起きる可能性が高まっているという。 発生すれば日本は低温長雨となる。計画実行すべし。

図面を起こす



上図は固まってきた計画。マニア熱爆裂。
この雨水システムで集められた雨水は、離れた緑の中に設えた下の露天風呂に送られる。

撤収できる露天風呂


撤収できる露天風呂だ。大地に備え付けの露天風呂では、落ち葉除去などメンテナンスが大変だ。
下は露天風呂枠に使う古電柱。


水を沸かすシステムはすでに出来上がり実験済み。

 

2014_05_12

母の日


 

2014_05_10

思索


里山に一人でいると、さまざまなことが頭をよぎる。
たぶん室内でテレビを見ているよりも、多くのことを思索していると思う。
古代ギリシャのアリストテレス一派を逍遥学派という。散策する学派という意味だ。彼らの論議が散策しながらなされていたことにこの名がある。かように歩くことは私たちの思索を進めてくれる。
写真は里山の枕木デッキに至る小道だ。
歩きながら様々なことが頭に浮かび上がってくる。

近年メディアに触れることがうっとうしくなってきている。
結局メディアは人を幸福にしていない。
浮き世話の巨大で雑多な渦の中で心が右往左往し、
思索の一つも浮かび上がってこない日常は、幸福とは呼び難い。
ましてや、情報の潮流にデバイスがかかっていることを知れば知るほど、
身を浸していることの危険性さえ感じる。

身近な共同体の重要性を唱える人が多くなっている。
これもまた情報流民としての危うさに気づきはじめた人たちなのだろう。

あなたの人生を、どうでもいい過剰な情報で満たしていて、幸福になれると思っているのか。
あなたの人格を、借り物の情報パッチでつぎはぎした、カタログ君にしていいのか。

里山を散策していると、そんなことが頭の中にふつふつと浮かび上がってくる。

 

2014_05_04

里山 雨水システムと露天風呂2

第一次雨水収集システムの失敗


前回設置してきた雨水収集システムの結果を心躍らせて確かめに出かけた。結果、この期間、雨日があったにもかかわらずタンクの底が湿っている程度。ダメダメ、やめっ。

第二次雨水収集システムに変更


カバノンの屋根に降る雨を溜め、露天風呂に送る計画に変更。濾過システムは、落ち葉の除去初期雨水の除去細菌の除去の3視点から構成する。
ね、このあたりからマニア魂炸裂でしょ(笑)。

この構想を胸にナフコに出かけ、配管コーナーで考察すること2時間半。「こいつ、何を言ってるんンだ?」といぶかっていた店員も、最後には大ノリで構想が固まる。

酒だ、酒だっ!


その後、散人さんとの楽しい宴に突入し、そして爆睡。

土台がいるね

朝、むっくと起きだし、貯水タンクの土台を作らぬことには全てが始まらないことに思いが至る。 よし、これからやっつけよう。
露天風呂と水タンクの高低差を付ける必要がある。土台にはある程度の高さが求められる。 考える。脳みその総力を挙げて、考える。

角材ごときを使っていては、里山ではすぐに腐食する。 里山のヒノキの耐久力は体感しているところだ。 ログハウス状に丸太を組んでいくことにする。 ヒノキの丸太をブロック土台の上に組み上げる。 さぞやガッシリとしたタンク土台ができるだろう。

木を切り倒す


よし、樹を切るぞ。
ヘルメットをかぶり、皮手袋をはめ、安全を祈願した後、森の中に分け入る。
目星をつけた樹に手と額を当て、倒木させてもらうことを告げ許しを請う。

チェンソーが唸りを上げる。全身から汗が噴き出す。
やがて樹は切られるものの、スムーズには倒れてくれない。枝がかりを起こす。
これを様々な工夫で倒木させる。
やっとのことで高さ十数メートルの樹が、この世の終わりのような音を立てて地面に身を投げ出す。


木の皮をむく。虫は樹皮と幹の間に巣食うためだ。
むき出した幹は、深窓の令嬢の肌のように透き通る白さで、そしてしっとりとしている。 まるで谷崎潤一郎の世界だ。


そんなこんなで作業すること丸一日。
倒した樹4本。次回はこれらのパーツを組み上げていく。ラウンドノッチで行く。
いよいよ面白い局面に突入していく。

 

2014_05_01

里山新緑祭2014
里山 雨水システムと露天風呂1

春は里山

新緑の中、乾杯!
中島さんの御退職慰労会を兼ねた宴。
散人さん「中島さんもお勤めの中ではいろいろとあったでしょう」
中島さん「ベネズエラ出張ではえらい目にあいまして」
などと、うららかな陽を浴びつつ会食へ。


宴を楽しみつつ焚火に火を放つ。われらが自慢の焚火炉である。
https://site-matsuwo.com/satoyama2/ro/index.html

里山 雨水システムと露天風呂

今回の里山新緑祭は宴と同時に、雨水システムと露天風呂の実行も兼ねる意味深い回。
そもそもこの計画は飲んでるときに、「ここに露天風呂あったらいいよね」と話が出て、意気投合したことから始まる。

「火は焚火炉があるね」
「でもさ、そこでお湯を鍋で沸かしてたら日が暮れちゃう」
「水はどうする? 汲んでくるたってお風呂の量はハンパないよ」
「雨水を集めりゃいい」
「雨水だいじょうぶなの?」

テスト入浴

今回は近くの湧水を汲んでわっせわっせと運んだ。ふう。


代治朗さん作のモノチューブ。これを火のが勢いよく燃える炉に差し込む。で、モーターで水を巡らせ湯にして、露天風呂に注ぎ込む。


沸いた。沸いちまったよ。いよいよ入るよ、浸かるよ?
製作監督の中島さんに初風呂を浸っていただく。分かるだろうか? 上写真は緑の中、入浴を楽しむ中島さん。 今回はテストランのため、腰までの水位だ。
浸かってその快適さに驚く。我々が想像していた以上に、緑の中、満点の星空の下浸かる風呂は快適である。そう、たかがこれしきの湯量なんだけれど、想像を超えて快適さが沁みる。
体験した者が全員口にした感想だ。

よっしゃ飲むぞ


湯から上がって、またバーベキューで酒。最高だ。
というわけで、私は幸せに包まれ、7時には眠りについた。 皆さん方は深夜までお楽しみいただいたとのこと。
なにより。

風呂枠をつくる


翌朝、露天風呂の改造にかかる。
電信柱を枠にして、寝そべって天を仰ぐ洋風スタイルの湯船を目指す。
これができると、もうこの世のパラダイスだろう。
今回購入した電動チェンソーがうなりを上げる。
朝、とりさんと入れ違いでお出で頂いたナイトダイブさんにもお手伝いいただいた。

第一次雨水収集システムをつくる


今回は水汲みという過酷な過程を経ての風呂であった。
この点も改善する。
写真は、雨水収集システム。ネットを広げて雨水を受け、下に置いたタンクに集めるというもの。うまくいくかな? テストランさせデータを取る。
デッキに転がっているのは、露天風呂第二弾の木枠。

 

 



 


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Profile まつを

生きてることを楽しもう。座右の銘は荘子の「逍遙遊」。長崎市・島原市との多拠点生活。

「よくこんな事をする時間がありますね」とおたずねになる方がいらっしゃいます。こう考えていただければ幸いです。パチンコ好きは「今日は疲れたから、パチンコはやめ」とは思わないもの。寸暇を惜しんでパチンコ玉を回します。テレビ好きも、疲れているときこそテレビをつけるもの。ここにアップしたものは、私が疲れたときテレビのスイッチを押すように作っていったコンテンツです。